2012年07月02日

【雑記】必ずしもTSを舞台装置として使う必要はないという話

この辺の話は以前Twitterでもしゃべったと思うんですけど、せっかくブログ立ち上げたんだから、という事で改めてここで書かせて頂きます。

作品を創出する側は、どのようなスタンスでTSFを取り扱うのが理想か?
TSFは、使い古されてはいるものの、それ単体で充分なインパクトがあり、舞台装置として非常に有用な働きをしますね。
また、現実世界では到底あり得ない事象を扱うため、あらかじめその事象に理由付けが無いとどうしてもお話が不自然になってしまうんですよね。

……というのが、作る側の考え方。
果たして、TS愛好家は、TSという事象に理由を求めているでしょうか。舞台装置としてのTSによるギミックを求めているでしょうか。
そうは思えないんですよね。
少なくとも管理人は、その事象を取り巻くあれやこれやよりも、TSしたキャラクターそのものに愛着を感じるのです。

管理人の趣向に沿うTS物は、大半がWEB上に散見されるSSです。
中には巧緻な作品ももちろんありますが、基本的にSSは、作者の妄想を垂れ流したものです。
そこには、小難しい理屈もシナリオとしての整合性も必要ありません。
ただただ、熱く滾るリビドーが読者の心を打つのです。

で、商業作品はというと、TSを絡めつつ、細かい部分を無視してキャラ萌えに特化した作品を出そうものなら、外野(非TS好き)から激しい突っ込みを食らうでしょう。
「このキャラなんでいきなり性転換しちゃったの?」
「なんの意味があって性転換したの?」

と。
許されるのは、唯一、尺の短い成年コミックの読みきり作品くらいですかね。でも尺短いからね。しかも大半エロだし。物足りないよね。

でまあ、結果として、真っ当な商業作品より「商業作品としての体裁」をオミットした作品の方が、より深く人の心を穿つという皮肉。悲しいですね。
でも、だからこそ商業作家(およびその編集担当)の皆さんには勇気を持ってそういう作品にチャレンジしていただいきたいと管理人は思います。
不可能ではないはずです。なぜなら、もう既にいくつものジャンルが、キャラ付けの為のみに使われているからです。

例えば、ツインテキャラに「なぜツインテなのか」という理由など要りません。ツンデレだって妹だってそうです。(もちろん中にはちゃんと理由付けされていたり、設定がストーリーの中で活かされている作品もありますが)
それとこれとは話が違う? 果たして本当にそうでしょうか。
ここで管理人、伝家の宝刀を抜いちゃいます。
「男の娘」はどうでしょう?
女装は、かなり特異なシチュエーションです。まあ、さすがに多少の理由付けは必要ですが、女装が作品のギミックとして活きていなくても、読者は「そういうキャラなんだ」と納得してくれるはずです。もう既に、「キャラ付けとしてのジャンル」という地位が確立されているのです。
TSFも、そうあればいい、そうあってほしい。管理人は切に願います。
posted by KAY at 15:00| Comment(2) | 雑記
この記事へのコメント
そうでしょうか?
長編のエロTSはありますよ?
かなり素晴らしい出来でした。
やり方次第でどんなジャンルも枯れることは無いと思います。いつだってその道の天才は現れて消えて現れます。
創作に終わりはありません。
Posted by にこやか at 2012年12月18日 02:03
もちろん長編のエロ漫画もありますよー。
有名なとこだとミカエル計画とかですかね。

読み切りのエロだとTSの理由付けが弱くても許されるね、という話をしただけで、長編が存在しないという話ではございません。
Posted by KAY at 2012年12月18日 13:26
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